明生印刷有限会社―meisei printing Inc.

印刷をおしゃれにしよう > 印刷にもTPO

どちらがお得?

"これって、印刷に出した方がいいの?それともプリンターでOK?" そんな悩みを持ったことはありませんか。
一般に小ロットと言われる刷り物では、DMにせよカタログにせよ、
レーザープリンターやインクジェットでの印刷が、
お得な場合が多いと言われます。
それはなぜか。その仕組みをご説明しましょう。

印刷にはまず、原版が必要です。1枚刷るにも1000枚刷るにも、
原版作成に要する費用と手間は変わりません。
したがって、枚数を多く刷った方が1枚単価は安くなります。
プリンターの場合はどうでしょうか。原版作成にかかる費用は印刷と同じです。
ただし、プリント代を1枚いくら、でカウントするため小量作りたい場合には、
プリンターの方がお得、となるわけです。

刷りたいものに近付けるには

上記のような理由から、印刷は高くつき、プリンターは
お手頃と考える方も多いようです。
しかし、プリンターではモノクロ以外は2色刷であっても
フルカラーの料金になるため、ケースによっては
印刷の2色刷と変わらない場合もあります。

また、小ロットでも、写真が印象を大きく左右するような場合や、
金箔・銀箔が使ってある場合、極薄、あるいは厚手の紙を使用する場合など、
印刷会社の印刷、すなわちオフセット印刷が
必要になってくることもあります。

何を求めて印刷するのかを、よく考えてみよう

つまり、あなたの「こうしたい」と予算のバランスをにらみつつ、
最もリーズナブルに、理想に近い仕上がりが望める方法を選択することが、
満足の行く印刷物を手に入れるための近道。
ただ、それには専門的な知識がなければ、なかなか難しい・・・。
そこで明生印刷女子部の出番となるわけです。

これまでの印刷屋さんは、あなたが「この紙を使って」と言えば、
黙ってその紙を使い、そのためにかかる費用を見積もってきました。
なぜ、あなたがそうしたいのかということまで、突っ込んで聞くことはしなかったのです。
それは一見不親切なようですが、その印刷屋さんにすれば、
要求されたことは黙ってこなすという、職人のプライドがありました。
でも、ひょっとしたら、クライアント様は他にどんな紙があるのかわからなくて、
「この紙を使って」とおっしゃているのかもしれないのだから、
とりあえず、おせっかいと思われてもいいから聞いてみよう。
その方がクライアント様にとっても得なはず・・・私達はそう考えます。
「印刷会社は、黙って言われた通りに印刷してくれればいい」。
そう思っておられる会社様にとっては、ちょっと鬱陶しいかもしれません(笑)

印刷物のTPO。価格だけでなくイメージと手段がが適切であるか考えることもとても大切ですよ。
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